政府補助金で運航されるリージョナル機のリースを開始

2023年6月25日、アエル合同会社は、Viking Air社製 DHC-6-400型ターボプロップ機のリースを開始しました。

本リース物件は、「UDAN」と呼ばれる政策に基づき、インド政府からの補助金により同国北部の小中規模都市を結ぶ地域航空の役割を果たします。


UDANに関して
「UDAN」とは「全ての国民を飛行機に乗せよう。」を意味する現地語の頭文字をとった政策名です。

世界第5位の経済規模となったインドでは、地方都市の成長が今後の国の成長のカギになりますが、UDANは、航空インフラを整備し小中規模都市間の航空便接続を促進する事で当該成長を後押しする政策です。
具体的には、新規地方路線に就航するエアラインに対して補助金や税金優遇等の支援を行う事でチケット代を下げ接続性を高めます。

本リース物件に関して
あらゆる環境下(限られたスペース、不整地、水上、雪上)でも離着陸が可能である為、僻地運航に特化した双発ターボプロップ機です。
特にそのSTOL性能(Short Take-Off and Landingの略)は傑出しており、世界一短い滑走路を持つサバ空港でも離着陸が可能です。

今回のUDAN対象地域に於ける空港規模や搭乗率の関係から、スペック・機能性・経済性が評価され本リース物件が選ばれました。
モディ首相肝いりの政策を象徴するペイントは、インフラとしての地場の期待度の高さを示しています。


当社は、「地場に無くてはならない機材」の市場投入を今後も積極的にサポートしていきます。