インド出張報告

1月18日からインド南部の都市ハイデラバードで開催された展示会に参加してきましたので、投資家の皆様へご報告させて戴きます。

展示会全体の雰囲気
初日は政府関係者と航空関連企業限定の参加となりましたが、それでも多くの参加者でにぎわっていました。

ボーイングからは初の777-9型が、エアバスからはインド初のA350型がそれぞれディスプレイされ、インド政府のシャレ―も設営されていました。 室内では、国内外問わず多くの航空関連会社がブースが出典され、更には投資・観光客・航空会社を誘致したい州政府や中央政府のブースも出展されていました。

新興LCCであるAkasa Airが150機のボーイング737MAXをオーダーする等、会場全体が熱気に包まれ、官民一体となった本気度がうかがえる展示会でした。

当社の機体の展示とインド航空局との商談
当社がリース中のViking Air社製 DHC-6-400型ターボプロップ機 もディスプレイされ、多くの来場者が見物に訪れました。その中にはリースのニーズがある航空会社もあり、DHC-6型の今後の可能性を感じました。

インド政府のシャレ―では、当社リース機が従事する「UDAN」を推進・管理するインド空港局との面談を行いました。UDANの成功はインド政府及びインド国民にとって利益である事、故に可能な範囲のサポートを惜しまない事を確認できた有意義なものでした。


当社は、「地場に無くてはならない機材」の市場投入を今後も積極的にサポートしていきます。

政府補助金で運航されるリージョナル機フリートを更に拡充

2023年11月から12月にかけて、アエル合同会社は、Viking Air社製 DHC-6-400型ターボプロップ機 2機をインドの運航会社へ追加納入しました。

本リース物件の 1機は、製造から約10年間タヒチで活躍した機体で、今後カナダで整備を行った上でインドに於ける小中規模都市を結ぶ地域航空(地方のインフラ)の役割を担う予定です。

今回の追加投入機体を含め、当社のリース組成機体数は18機となりました。
当社は、「地場に無くてはならない機材」の市場投入を今後も積極的にサポートしていきます。

リース機材がインドで運航を開始

2023年9月6日、アエル合同会社がリースするViking Air社製 DHC-6-400型ターボプロップ機がインドに於ける運航を開始しました。

本リース物件は、「UDAN」と呼ばれる政策に基づき、インド政府からの補助金により同国北部の小中規模都市を結ぶ地域航空の役割を果たします。

モディ首相肝いりの政策という事もあり、運航開始前に行われたセレモニーには航空担当大臣に加え多くのメディア関係者が出席し、その期待度の高さを感じました。

本リース機体が多くのインド国民の役に立つことを期待するとともに、当社は引き続き「地場に無くてはならない機材」の市場投入を積極的にサポートしていきます。

セミナーを大阪にて開催

2023年8月19日、大阪にて弊社取引先主催のセミナーに参加しました。

セミナーでは、経済的耐用年数の長さを基礎とする小型航空機の魅力に関して話をしました。3年半ぶりの対面セミナーは思った以上に緊張しましたが、盛況に終わりホッとしています。

当社は、公益性の高い小型航空機を一機でも多く市場に投入する為に、今後も様々なセミナーを通してその良さを発信していきます。

政府補助金で運航されるリージョナル機フリートを拡充

2023年6月29日、アエル合同会社は、Viking Air社製 DHC-6-400型ターボプロップ機をインドの運航会社へ追加納入しました。

本リース物件は、インド政府からの補助金を受けながら、同国北部の小中規模都市を結ぶ地域航空(地方のインフラ)の役割を果たします。

当社は、「地場に無くてはならない機材」の市場投入を今後も積極的にサポートしていきます。

政府補助金で運航されるリージョナル機のリースを開始

2023年6月25日、アエル合同会社は、Viking Air社製 DHC-6-400型ターボプロップ機のリースを開始しました。

本リース物件は、「UDAN」と呼ばれる政策に基づき、インド政府からの補助金により同国北部の小中規模都市を結ぶ地域航空の役割を果たします。


UDANに関して
「UDAN」とは「全ての国民を飛行機に乗せよう。」を意味する現地語の頭文字をとった政策名です。

世界第5位の経済規模となったインドでは、地方都市の成長が今後の国の成長のカギになりますが、UDANは、航空インフラを整備し小中規模都市間の航空便接続を促進する事で当該成長を後押しする政策です。
具体的には、新規地方路線に就航するエアラインに対して補助金や税金優遇等の支援を行う事でチケット代を下げ接続性を高めます。

本リース物件に関して
あらゆる環境下(限られたスペース、不整地、水上、雪上)でも離着陸が可能である為、僻地運航に特化した双発ターボプロップ機です。
特にそのSTOL性能(Short Take-Off and Landingの略)は傑出しており、世界一短い滑走路を持つサバ空港でも離着陸が可能です。

今回のUDAN対象地域に於ける空港規模や搭乗率の関係から、スペック・機能性・経済性が評価され本リース物件が選ばれました。
モディ首相肝いりの政策を象徴するペイントは、インフラとしての地場の期待度の高さを示しています。


当社は、「地場に無くてはならない機材」の市場投入を今後も積極的にサポートしていきます。

モルディブ、水上飛行機のフリートを更に拡充

2023年2月28日、アエル合同会社は、Viking Air社製 DHC-6-300型ターボプロップ機をモルディブの運航会社へ追加納入しました。

これにより、モルディブのリゾート向け水上飛行機は6機体制となり、微力ではありますがモルディブ経済を支える観光産業への更なる貢献を期待しています。

当社は、「地場に無くてはならない機材」の市場投入を今後も積極的にサポートしていきます。

モルディブ出張報告

9月下旬にモルディブへ出張しましたので、投資家の皆様へご報告させて戴きます。

モルディブの現状
モルディブ政府の発表によると、2022年にモルディブを訪れた累計観光客数(2022年10月5日現在)は2019年同期比95%で、実際に目にした現地の混雑状況もコロナ前のそれと同程度に感じました。

シンガポールからマレ国際空港へのフライト、マレ国際空港、リゾートへ向かう水上飛行機、いずれも多くの人で賑わっていました。

50年の節目を迎えモルディブ観光産業は、空港の国際線ターミナル拡張工事が行われる等、全体として活気がある様子でした。

水上飛行機のフライト
投資戴いている水上飛行機に搭乗しました。
マレ空港からのハイヤー、特別なラウンジ、親切なパイロット、眼下に広がる美しい景色、リゾート客へ向けた演出は45分間のフライトを非常に短く感じさせました。

モルディブのリゾート体験はマレ空港から既に始まっていて、シームレスで徹底的に作りこまれたブランドの意義を改めて感じました。

リゾート
リゾートの作りこみは更に徹底していて、全てのエリアが洗練されていました。
選べるレストラン、使い勝手が良く美しい客室、様々なアトラクションと言った特別な時間をリゾート客へ提供する為に、島の整備も徹底されています。

少し贅沢ですが、ワーケーションにも最高の環境であると感じました。

モルディブの圧倒的な観光資源は、心躍る体験を提供してくれます。
是非一度視察に来て下さい。

インドネシア警察チャーター機のリースを開始

2022年2月24日、アエル合同会社は、Viking Air社製 DHC-6-400型ターボプロップ機のリースを開始しました。

本リース物件は、主にインドネシアの山岳地帯に於けるインドネシア政府職員や関連物資の輸送に使用されます。


本リース物件に関して
あらゆる環境下(限られたスペース、不整地、水上、雪上)でも離着陸が可能である為、通常のミッションとは異なる僻地運航に特化された唯一の双発ターボプロップ機です。
世界一短い滑走路を持つサバ空港に就航する機材、島国の水上飛行機、英国・米国の南極観測隊の輸送機等が代表例です。

本リース物件の重要性
インドネシアの山岳地帯に駐在する警察職員を定期的に入替える際、山岳部と麓の空港間の職員輸送に使用されます。
人々の生活に欠かせない社会基盤を支える役割として安定的な需要が期待できます。


当社は、「地場に無くてはならない機材」の市場投入を今後も積極的にサポートしていきます。